試作実例紹介
東洋技研が行ったフリーズドライ(真空凍結乾燥)の試作例をご紹介します。弊社の真空凍結乾燥装置による加工結果と評価は、製品開発や品質評価、レシピ設計の参考資料としてご活用ください。
フリーズドライ製品の基本工程についてはこちらをご参照ください。
※掲載の試作結果は特定の条件下での参考例です。素材や前処理、工程条件により仕上がりは異なります。
目次
フリーズドライフルーツを用いた含浸チョコレート なめこ いちご 卵
フリーズドライフルーツを用いた含浸チョコレート
真空含浸技術を用して、フリーズドライ(真空凍結乾燥)したフルーツにチョコレートを浸透させる試作を行いました。
フリーズドライ特有の軽やかな食感を残しつつ、内部までチョコレートを行き渡らせることで、風味と食感のバランスを評価しています。製品化を視野に入れた工程検討の参考情報としてご覧ください。
今回はキウイ・パイナップル・柿・バナナ・いちごの5種類を対象に、含浸の入り方や食感の違いを比較評価しました。
■含浸とは:フリーズドライで形成された微細な空洞に液体や成分を浸透させる工程です。
フリーズドライ後にチョコレートを内部まで含浸させると、軽い食感を保ちながら濃厚な味わいを付与できます。工程条件(溶液粘度、温度、真空度、含浸時間など)により仕上がりが大きく変わるため、素材別の最適化が重要です。
〈イメージ図〉

※レポート作成日:2026/06/12
◎フリーズドライフルーツ5種の含浸チョコレート
対象フルーツ:キウイ・パイナップル・柿・バナナ・いちご(フリーズドライ後)
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含浸チョコレートの |
含浸チョコレートの |
【コメント】
フリーズドライでできた微細な空洞にホワイトチョコレートを含浸することで、軽い口当たりを保ちながらコクのある味わいを実現しました。
素材ごとにチョコレートの浸透状態や食感が異なり、口どけや歯触りに違いが出ました。今回の試験で、溶液粘度・温度・真空条件などを素材特性に合わせて最適化することの重要性が確認できました。
※本試験は技術検証を目的として実施したものです。含浸装置の販売は行っておりません。
なめこ
お味噌汁に合うなめこのフリーズドライ試作例です。フリーズドライ前後の見た目、湯戻し後の食感や戻り具合を評価しました。
※レポート作成日:2025/11/11
◎なめこフリーズドライ 前後比較
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フリーズドライ前 |
フリーズドライ後 |
【コメント】
フリーズドライ後のなめこを湯戻しして試食したところ、つるんとした食感やぬめりが良好に再現され、湯戻し後の食感の再現性が高いことを確認しました。味噌汁向けの乾燥素材として有用な結果です。
いちご
フリーズドライフルーツの定番、いちごの試作例です。外観・風味・食感の評価を行いました。
※レポート作成日:2025/06/24
◎いちご フリーズドライ 前後比較
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フリーズドライ前 |
フリーズドライ後 |
◎いちご フリーズドライ 他社比較・当社比較
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他社フリーズドライいちご |
当社フリーズドライいちご |
【コメント】
フリーズドライ後のいちごは水分が抜けて色が濃くなり、若干の収縮が見られます。適切な温度管理と前処理により変色や焦げを抑え、外観・風味ともに良好に仕上げました。製品の用途に応じて乾燥条件を最適化すると更に品質向上が期待できます。
卵(生卵の卵黄・卵白・ゆでたまご)
生卵(卵黄・卵白)やゆで卵の状態でフリーズドライした際の挙動を確認する試作例です。食品素材としての再現性や加工後の用途(調理・製菓など)を検討しました。
※レポート作成日:2025/05/22
◎生卵の卵黄
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フリーズドライ前(凍結状態) |
フリーズドライ後 |
【コメント】
フリーズドライ後の卵黄に少量の水を含ませて試食すると、卵の香りが強く、ねっとりとした食感が良く再現されました。調理用途や風味付与素材としての可能性が示唆されます。
◎生卵の卵白
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フリーズドライ前(凍結状態) |
フリーズドライ後 |
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【コメント】
卵白4gに水50gを加えてハンドミキサーで攪拌すると、ふんわりとしたメレンゲが得られました。製菓用途での最適な溶解量や攪拌条件は今後さらに検証が必要です。
◎ゆでたまご半分
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フリーズドライ前(凍結状態) |
フリーズドライ後 |
【コメント】
ゆでたまごを殻をむいて半分にカットし冷凍後にフリーズドライしました。少量の水で戻すと、白身はやや硬めのスポンジ状、卵黄は高い再現性で良好に戻りました。



















